リプラスは、2002年に設立という若い企業ですが、突然倒産しました。
リプラスはアセットマネージメントで急激に成長してきました。アセットマネージメントというのは、
稼働率の悪いビルなどの用途を転換して、高稼働の賃貸住宅に再生したりして物件の利回りを
確保した上で保有、売却をはかるものです。リプラスが一般には賃貸保証事業で滞納家賃保証
システムを提供したことで名前を知られるようになりました。
家賃を一日でも延滞すると容赦なくドアの鍵を取り替えたりする厳しさが、マスコミの話題に
なりました。また、こうした住宅運営のノウハウを豊富に持っていることから、不動産再生の
プランニング引き受けなどの業務も行っていました。2004年には東証マザーズへの上場も
果たしています。
しかし、08年になって市況の悪化に伴い資金繰りが急速に悪化しました。滞納家賃の
保証に関しては将来発生する債権を証券化して販売し、それによって得られた資金に
よって不動産建設をはかるという自転車操業的な営業を行っていましたので、資金繰りが
とまると回転しなくなったわけです。
そのために08年の7月、8月における不動産オーナーへの家賃払い込みが実行できず、
リプラスは倒産に至りました。